校長あいさつ
今年は、桜の開花が例年より遅く、桜をはじめとして春の色とりどりの花の中で入学式の日(4月11日)を迎えました。3月に高等部卒業生10名を送り出し、この日、高等部入学生2名を迎え、小学部・中学部・高等部と総勢21名の新たなスタートをきりました。
本年度から、学校運営協議会を設立し、「地域とともにある特別支援学校・石見養護学校」をさらにおしすすめていきます。運営協議会のみなさまに今後、ご意見をいただき、さらにより良いものにしていきますが、グランドデザインを作成しております。そのページもご覧ください。
昨年度、学校のある「四ツ葉の里」の施設「緑風園」で50周年記念式典が行われました。その時に来賓で来られていた地域の方から、「コロナ禍で養護学校には行けなくなって・・・」と話しかけられ、ここ(当時の石見町の中心地域・中野地区)に、養護学校や福祉施設をつくることになったときの話を伺いました。島根県では、養護学校への就学の義務化に合わせて、各地に学校が建てられました。当時、昭和50年代(1975年ごろ)は、障がいのある子どもは施設入所をしており、その施設に隣接する形で養護学校ができました。あとから学校ができたため、広い土地があるところがどうしても市内から少し離れたところになるということもあったかもしれませんが、誰もがあまり行かない離れたところにあるイメージがあります。その中で、石見養護学校は、義務化に先んじて(というところもすごいところです)石見町の中心・中野に、石見町立養護学校として設立されました。そのことを、地域の方々が、誇りに思ってくださっていることを感じ、コロナ禍でも地域の方々を学校に四ツ葉の里に来ていただく機会をつくっていこうと決意しました。
年明けから、感染者数は高止まりを続けており、どこでもいつでも「withコロナ」の生活が余儀なくされてきています。学校はレベル2の対応が続いており、来校者の方々への感染症対策も事前の行動制限・健康確認をさせてもらうなどのご協力をいただいているところです。こんな中ですが、今年度も、児童生徒にとって、地域とともにある学校にとって、必要な教育活動を歩みを止めずに進めていきます。
2022年5月9日 校長 中村 厚子
学校から寄宿舎に向かって歩くときに見える山です。
今年度、赴任してきた教頭が地元出身で、「東明寺山」という名前だとわかりました。
以前、高等部生がこの山に登って、頂上から鏡を使って合図を送り合ったと聞きました。
このいろいろな緑色でもりもりっと盛り上がる山の新緑の景色が好きです。
↑学校の駐車場から見える「愛香園」の土手の桜
↑寄宿舎の桜
4月8日の桜です。最近は、春休みの間にすっかり散ってしまうことが多かったですが、始業式の日が満開でした。
「ハートざくら」
昨年度、本校に赴任してきたときに満開で名づけました。
今年こそは写真に撮ろうと思って意気込んでおりました。
が、なかなか咲かず・・・。入学式の日も、かたいつぼみの
まま。4月20日頃にようやく咲いたのですが、去年ほど花の
つきがよくなく・・・。ハートに見えますか?
↑もりもり広場
昇降口から校庭に向かうところにあります。昼休みには、学部に関係
なく、みんなで鬼ごっこをしたり、かくれんぼをしたり、まったりした
りして過ごします。
ハートざくらもここにあります。
正面玄関前の花壇です。
園芸班がいつもきれいにしてくれています。
四季折々の花がお出迎えします。
5月は、玄関横の藤が満開です。ぜひ、ご覧ください。白い藤です。